概要:[モスクワ 31日 ロイター] - ロシア国営ガスプロムのミラー最高経営責任者(CEO)は31日、西側諸国の制裁により、独シーメンス・エナジーは欧州に天然ガスを送る主要パイプライン「ノルドストリーム1」の機器の定期点検を行えないと述べた。インタファクス通信が報じた。
ロシア国営ガスプロムのミラー最高経営責任者(CEO)は31日、西側諸国の制裁により、独シーメンス・エナジーは欧州に天然ガスを送る主要パイプライン「ノルドストリーム1」の機器の定期点検を行えないと述べた。
[モスクワ 31日 ロイター] - ロシア国営ガスプロムのミラー最高経営責任者(CEO)は31日、西側諸国の制裁により、独シーメンス・エナジーは欧州に天然ガスを送る主要パイプライン「ノルドストリーム1」の機器の定期点検を行えないと述べた。インタファクス通信が報じた。
ミラーCEOは「われわれの敵対勢力が非常に多くの制裁文書を発行し、制裁による混乱とでも言うべき状況を作り出した」と指摘。「そして今日、シーメンスはガスポンプ設備の定期的な主要メンテナンスを行う機会を実質的に失った。シーメンスには、この作業を行う場所がない」とした。
これに先立ち、シーメンスは31日、ガスプロムが圧縮ステーションで行っているメンテナンス作業には関与していないと発表した。
今回のメネテナンスにより、ノルドストリーム1によるガス供給が9月3日まで停止している。