概要:[15日 ロイター] - 米宅配大手フェデックスは15日、第1・四半期(6─8月)の暫定決算を発表し、景気減速により世界的に出荷量が低迷したと明らかにした。また、第2・四半期の業績はさらに悪化するとの
[15日 ロイター] - 米宅配大手フェデックスは15日、第1・四半期(6─8月)の暫定決算を発表し、景気減速により世界的に出荷量が低迷したと明らかにした。また、第2・四半期の業績はさらに悪化するとの見通しを示した。
同社株は時間外取引で15%下落した。同業のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)も5%、アマゾン・ドット・コムも2%、それぞれ下げた。
第1・四半期の最終週に取扱量が特に減少し、フェデックス・エクスプレス部門の売上高は5億ドル縮小した。
第1・四半期の調整後1株当たり利益は3.44ドルと予想。リフィニティブがまとめたアナリスト予想(5.14ドル)を大きく下回る。
同社の第4・四半期決算は実質利益と通期の利益見通しがいずれも市場予想を上回っていた。
同社は新型コロナウイルス禍で値上げを実施したが、景気が減速し需要が低迷する中、コスト削減を迫られている。