トヨタ、台風接近で19日夜に12工場24ライン停止 影響は後日挽回

　　トヨタ自動車は１９日、トヨタ車を生産する国内１４工場２８ラインのうち、１２工場２４ラインで１９日の夜間稼働を取り止めたと明らかにした。写真はトヨタのロゴ。上海で２０２１年１０月撮影。（2021年 ロイター/Aly Song）

　　［東京 １９日 ロイター］ - トヨタ自動車は１９日、トヨタ車を生産する国内１４工場２８ラインのうち、１２工場２４ラインで１９日の夜間稼働を取り止めたと明らかにした。２０日は東北の２工場で昼間稼働のみ停止する予定。台風１４号の接近に伴い、従業員らの安全を考慮した。影響台数は非公表で、「休日出勤や残業で挽回する予定」（広報担当者）という。

　　１２工場は元町工場（愛知県豊田市）、トヨタ自動車九州の宮田工場（福岡県宮若市）、ダイハツ工業の京都工場（京都府大山崎町）など。トヨタ自動車東日本の岩手工場（岩手県金ケ崎町）と宮城大衡工場（宮城県大衡村）、日野自動車の羽村工場（東京都羽村市）の一部のラインについては１９日の夜間操業を実施した。