概要:[バンコク 20日 ロイター] - 米旅行オンラインサービスのブッキング・ホールディングス傘下に入っているアゴダ(シンガポール拠点)のオムリ・モルゲンシュテルン新最高経営責任者(CEO)は19日、ロイ
[バンコク 20日 ロイター] - 米旅行オンラインサービスのブッキング・ホールディングス傘下に入っているアゴダ(シンガポール拠点)のオムリ・モルゲンシュテルン新最高経営責任者(CEO)は19日、ロイターの取材に対し、アジアの旅行者が外国旅行をコロナ禍前並みに再開するようになるのは2024年まで待たねばならず、回復ペースもゆっくりだとの見方を示した。
アゴダはアジアを得意とする。モルゲンシュテルン氏によると、同社の見方ではアジア諸国(中国を除く)でコロナ感染予防の制限措置が解除されてから、その国・地域で人々が自信を持って旅行するようになるのは平均して約半年後になる。同氏は「韓国は2か月前に解除したが、まだコロナ禍前に比べ4割しか回復していない」と話した。
同氏によると、アゴダの予約件数はアジア全体ではもう2019年水準に戻っているが、回復がより早いのは国内旅行だという。米国や欧州で旅行全般がより大きく、より急速に回復したのと対照的になっているとした。