概要:[シドニー 26日 ロイター] - オーストラリアのアルバニージー首相は26日、国内第2位の通信会社オプタスがハッカー攻撃の標的となったことを受けて、個人情報に関する規則変更を計画していると述べた。
オーストラリアのアルバニージー首相は26日、国内第2位の通信会社オプタスがハッカー攻撃の標的となったことを受けて、個人情報に関する規則変更を計画していると述べた。写真は、2022年7月12日にシドニーで演説する同首相。(2022年 ロイター/Brook Mitchell/Pool via REUTERS)
[シドニー 26日 ロイター] - オーストラリアのアルバニージー首相は26日、国内第2位の通信会社オプタスがハッカー攻撃の標的となったことを受けて、個人情報に関する規則変更を計画していると述べた。
シンガポール・テレコミュニケーションズ(シングテル)傘下のオプタスは先週、サイバー攻撃により最大1000万人の顧客の住所や運転免許証などが流出したと明らかにした。
アルバニージー首相はラジオ番組で「こうしたことに巻き込まれた場合、銀行に知らせて顧客を保護できるようプライバシー規則の一部を変更することを計画している」と語った。
国内メディアによると、政府は顧客データが危険にさらされた場合、銀行への通知を企業に義務付けることを検討している。これにより銀行は、影響を受けた口座で疑わしい動きがあるかどうかを監視できるようになる。