概要:ドイツのIFO経済研究所によると、国内輸出産業の業況が2020年5月以来の水準に悪化した。世界経済の減速で中期的に経済成長への期待が後退している。
9月27日 ドイツのIFO経済研究所によると、国内輸出産業の業況が2020年5月以来の水準に悪化した。
[ベルリン 27日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所によると、国内輸出産業の業況が2020年5月以来の水準に悪化した。世界経済の減速で中期的に経済成長への期待が後退している。
9月の輸出見通し指数はマイナス6.0と、8月のマイナス2.8から低下した。
IFOのクレメンス・フュースト所長は「輸出見通しはほとんどの製造業でマイナスだ」と指摘。ただ飲料メーカーの見通しに再び改善傾向が見られるほか、自動車産業も第4・四半期の輸出増加を予想しているという。