概要:(13時50分現在)S&P500先物 3,682.10(+27.1)ナスダック100先物 11,341.50(+87.4)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は2
(13時50分現在)
S&P500先物 3,682.10(+27.1)
ナスダック100先物 11,341.50(+87.4)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は200ドル高。
長期金利は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
26日の主要3指数は続落。
短期的にプラスへ振れる場面もあったが、おおむね軟調地合いが続き、5日続落のダウは329ドル安の29260ドルと年初来安値を更新した。
英国の財政政策や金融政策の影響によるポンドの急落が警戒され、NY市場は売り先行。
また、クリーブランド連銀総裁は講演でインフレ高進を抑止するため一段の利上げが必要との見解を示し、引き締め加速の思惑による過度な金利高やドル高が買いを抑えた。
本日は戻りの鈍い値動きか。
前週から売りが続き安値圏に下げていることから、自律反発狙いの買いが期待される。
今晩発表の経済指標で消費者信頼感指数は前月から改善が予想され、過度な減速懸念は和らぐ可能性があろう。
ただ、耐久財受注や住宅関連は低調とみられ、買戻しは限定的となりそうだ。
また、複数の連銀総裁による発言機会が予定される。
タカ派的な政策姿勢を維持すれば買戻しを抑制し、指数の戻りは小幅にとどまろう。