概要:[ワシントン 26日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀が26日に発表した8月の全米活動指数(CFNAI)は横ばいだった。生産関連指数が低下した一方、雇用指数は緩やかに上昇した。
米シカゴ地区連銀が26日に発表した8月の全米活動指数(CFNAI)は横ばいだった。生産関連指数が低下した一方、雇用指数は緩やかに上昇した。
[ワシントン 26日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀が26日に発表した8月の全米活動指数(CFNAI)は横ばいだった。生産関連指数が低下した一方、雇用指数は緩やかに上昇した。
7月は前月比0.29となり、従来公表の0.27から上方改定された。
8月の前年同月比は0.08上昇した。
この指数は、ゼロを超えると国民経済が拡大している傾向を示す。8月は4つの幅広い指数のうち3つがゼロを超えたのが寄与したが、7月よりは悪化した。
8月の生産関連指数はマイナス0.08で、7月の0.12から低下。雇用関連指数は0.03と、7月の0.12から悪化した。
変動がより少ない3カ月移動平均は8月に0.01となり、7月のマイナス0.08から上昇した。
過去のデータでは3カ月移動平均がマイナス0.70を上回った時期は、経済成長期と一致している。
米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めの影響で景気は減速している。FRBは先週、政策金利を3会合連続で75ベーシスポイント引き上げ、年内にさらに引き上げることを示唆している。
FRBは3月以降、政策金利をゼロ近辺から現在の3.00─3.25%に引き上げ、来年の景気後退のリスクが高まっている。