概要:[28日 ロイター] - 米ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループが28日発表した第3・四半期(6─8月期)決算は利益が市場予想を上回った。自己資金投資部門が好調で、M&A(合併・買収)活動停滞によ
[28日 ロイター] - 米ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループが28日発表した第3・四半期(6─8月期)決算は利益が市場予想を上回った。自己資金投資部門が好調で、M&A(合併・買収)活動停滞による悪影響を相殺した。
自己資金投資を行うマーチャントバンキング部門は、木材・木材製品アイダホ・ティンバーの売却による押し上げがあった。同社は7月に同部門の保有資産を減らす方針を明らかにしている。
同部門の収入は60%増の3億9780万ドルとなった一方、収益性の高い投資銀行・資本市場部門は32%の減収だった。
ジェフリーズの決算発表は競合大手に先行するため、業界の最新動向を把握するために重視される傾向にある。
同期の1株利益は規制当局との和解にかかる費用を除き、1.10ドルと、リフィニティブがまとめたアナリストの予想(0.73ドル)を上回った。
純利益は52%減少し、収入は21%減となった。