概要:トルコの銀行調整監視機構(BDDK)は、銀行規制に違反する発言をしたとして、元中央銀行総裁を含む5人を刑事告発した。BDDKの関係者と国営メディアが27日に伝えた。
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12月27日、トルコの銀行調整監視機構(BDDK)が銀行規制に違反する発言をしたとして、元中央銀行総裁を含む5人を刑事告発したことが分かった。写真は2011年12月、アンカラのトルコ中銀前で撮影(2021年 ロイター/Sait Serkan Gurbuz)
[イスタンブール 27日 ロイター] - トルコの銀行調整監視機構(BDDK)は、銀行規制に違反する発言をしたとして、元中央銀行総裁を含む5人を刑事告発した。BDDKの関係者と国営メディアが27日に伝えた。
関係者によると、告発状に記載されているのは優良党のユルマズ元中央銀行総裁を含む野党政治家2人、エコノミスト2人、およびジャーナリスト1人。
違反したとされる規制は、「銀行の評判を傷つけ低下させる可能性のある根拠のない主張」を公共のチャネルで広めることに関するもの。
具体的にどのような発言がきっかけとなったかは、明らかにされていない。2006年から11年まで中銀総裁を務めたユルマズ氏から、すぐにはコメントを得られなかった。
トルコの金融政策を巡る懸念が広まり、今月リラ通貨は記録的な低水準にまで急落した。先週は外為市場の介入やリラ建て預金保護策の発表により約50%上昇したが、依然として1年前と比べて35%下落している。
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政府は26日、ウクライナ侵攻を続けるロシアで部分的動員令が発出されるなど、最近のウクライナを巡る国際情勢を受けロシアに対する追加制裁措置を決定した。
来週の東京株式市場は、強含みが想定されている。経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長による講演の内容次第という見方もあるが、ネガティブな場合についても織り込まれており、イベント通過で安心感が生じるという。潜在的な買い需要が大きいなど、好需給も注目され、きっかけ1つで踏み上げに発展する可能性もある。
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